TAKASHI ARAI PHOTOGRAPHY JOURNAL TAKASHI ARAI PHOTOGRAPHY JOURNAL

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マレビトスクールpresents「写真のリレー」プロジェクト vol.1
『(春の脈)Vein in Early Spring』撮り下し作品展示

会期● 2010年3月8日~4月30日ごろまで ※営業時間は11:30-15:00まで(ラストオーダー時刻は14:30)※土日休館となりますのでご注意ください。
場所○ cafe & restaurant engawa
www.engawa-hayama.com/
〒240-0111 神奈川県三浦郡葉山町一色1664-1 電話:046-827-7188
※駐車場3台有。

marebito school presents: “Relay of Photograph” Project vol.1
Takashi Arai  ____ Vein in Early Spring

8 March – 30 April 2010 (closed on Sat. and Sun.) 11:30 – 15:00 LO 14:30
cafe & restaurant engawa, Hayama
www.engawa-hayama.com/
tel. 046-827-7188

[MAP]

「(春の脈)Vein of Early Spring」

逗葉新道を降りて長いトンネルを抜けたあたりに、「水源地入口」をしめす標識が立っている。
道のわきの小さな囲いに湧き水が流れ出していて、その奥の水屋で見えない水源がかすかな泡音を立てている。
かつてこの水源から山の反対側の一色・御用邸へ、清冽な湧水が供給されていたと聞く。

この水源地を起点に、山の方へひっそりとのびる古道を辿って、リスやコジュケイ、レンジャクの立てる密やかな音に耳を澄ませながら、透明な春の気配を追い、隠された鳥の巣に目を凝らすようして、一歩ずつ進んだ。
水源地から上山口、子安、子産石の方へ・・・大楠山へ、そして半島の真裏、走水へ。
それは、地中深く張り巡らされた見えない水脈を探す道行きだったのかも知れない。

2010年3月

This is the latest news from Takashi Arai. I’m pleased to announce that my works are now exhibited at cafe & restaurant engawa.

I offered 3 photographs newly taken in the woods of Hayama, for engawa’s beautiful space in the style of Japanese tea-ceremony pavilion. The coastal area in Hayama is well known as a scenic spot in Miura peninsula, but this time I focused on the other side of Hayama: grassy hillside and the ancient trails in the heart of Mt.Ogusu.

This project is produced by marebito-school, the art collective currently I’m working with.
Marebito-school provides the series of workshops and events related to photography. We receive a commission to make high-end chemical developed photographs in perfectly harmonized frames on demand, as “Relay of photograph” project. For further information, please check www.marebito-school.com.

新井卓より、今年最初の小さな展示のご案内です。

今週月曜より、葉山のレストランengawaに写真作品を3点展示しています。
海辺の少し早い春を、生まれ変わったengawaの空間で写真と一緒にぜひお楽しみください!

今回の展示は、写真のワークショップ集団・マレビトスクールによる「写真のリレー」プロジェクトの第一弾として、engawaのリニューアルに合わせて企画されました。

→「写真のリレー」とは??


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旧ソビエト、ミンプリボル・ソユーズオルグテクニカ製乾板カメラを入手。

乾板ホルダーには銀板がそのままセットできるので、8×10のダゲレオタイプ制作に使うことができる。
円形絞りの巨大なバレルレンズは明るくてとてもきれいな像を投影する。ピントグラスに写る、上下左右が逆さまのサイレントムービーみたいな風景に、しばらく見いってしまう。

今日は空が冷えていて風がとてもつよい。モスクワに赴任している友人のことを考える。

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月曜日、活版印刷をつかってデザインをする澤辺由記子さんと港千尋さんの対談を聴くため、青山のBook246へ。

港さんが撮影した、現役の活版印刷所の写真を見ながら二人の対話を聞く。活字を工場の入り口に、母系から活字を鋳造するための金属が山積みされている。
かつて、文字には重さと体温があった。

銀の鏡文字の群れが、白い原野に次々に到着していた、ただ一つの組み合わせ、二度と起りえない必然性の雨として。

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・・・やがてメルキアデスは、ここしばらく見せなかった微笑を浮かべて、スペイン語で話しかけた。「わしが死んだら、わしの部屋で三日間、水銀をくゆらせてくれ」(『百年の孤独』G・ガルシア=マルケス、鼓直・訳)

ダゲレオタイプ水銀現像器の試作見積もりを、鋳造業者に依頼。
METで見たダゲレオタイプが照射していた存在の永遠の光彩、まなざしの明るさ、完全な鏡に向かってもっと早く、突き進んでいかなければならない。

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